本文へスキップ
ウェブエンジニア問題集

BOOK / 全14章

MUI実践ガイド — Reactコンポーネントライブラリを使いこなす

ReactのUIコンポーネントライブラリMUI(Material UI)を、sxによるスタイリング・テーマ設計・ダークモード・Next.js App Router統合まで実務目線で解説する入門書です。破壊的変更の多いv9を前提に、型定義と公式ドキュメントで裏を取った内容だけを載せています。

14

章

128分

読了目安

0円

すべて無料

目次(全14章)

  1. 01
    MUIとは何か — Material UIとTailwind CSSの違いから理解する
    約12分
  2. 02
    MUIをNext.js App Routerで使う — セットアップとuse clientの境界
    約10分
  3. 03
    sx propの使い方 — MUIのスタイリングとstyle・classNameの違い
    約9分
  4. 04
    MUIのレイアウト — Box・Stack・Container・Gridの使い分け
    約8分
  5. Typography
    MUIのTypography — 文字の見た目と意味を分けて指定する
    約9分
  6. 05
    MUIのテーマ入門 — createThemeで色・フォント・余白を一元管理する
    約13分
  7. 06
    MUIのカスタマイズ4段階 — sx・styled・theme.componentsの使い分け
    約8分
  8. 07
    slotsとslotPropsの使い方 — MUIコンポーネントの内部を差し替える
    約9分
  9. 08
    MUIのダークモード対応 — cssVariablesとcolorSchemesで切り替える
    約9分
  10. 09
    MUIのレスポンシブ対応 — ブレークポイントとuseMediaQueryの使い分け
    約8分
  11. 10
    MUIのフォーム部品 — TextField・Select・Autocompleteの使い方
    約8分
  12. 11
    MUIのDialog・Snackbar・Menu — 画面に重なるUIの作法
    約8分
  13. 12
    MUIとアクセシビリティ — v9の構造変更とハイコントラスト対応
    約9分
  14. 13
    MUIと他のCSSを共存させる — カスケードレイヤーとTailwind CSS併用
    約8分

この本で学べること

MUI(Material UI)はReact向けのUIコンポーネントライブラリで、ボタンやダイアログ、テーブルなどが動く状態で提供されます。本書では、sx propによるスタイリング、テーマ設計、slotsによる内部構造の差し替え、ダークモード、Next.js App Routerとの統合、Tailwind CSSとの共存までを全13章で解説します。破壊的変更の多いv9を前提に、型定義と公式ドキュメントで裏を取った内容だけを扱います。

なぜ学ぶべきか

管理画面や社内ツールのように、デザインが確定していない画面を早く形にしたい場面でMUIは強力です。フォーカス管理やキーボード操作といった実装が面倒な部分をライブラリが引き受けるため、アクセシビリティの水準を保ったまま開発速度を上げられます。一方でv9では書き方が大きく変わっており、古い記事のコードがそのままでは動きません。現行の書き方を体系的に押さえることが実務では重要になります。

前提知識

Reactの基礎(コンポーネント、props、useStateなどのHooks)を理解していることが前提です。React入門を先に読むか、同等の知識があればスムーズに進められます。CSSの基礎知識もあると理解が早くなります。

学習トピック

sx propとテーマ設計

MUIのスタイリングの基本単位であるsx propの書き方、余白の8px基準、テーマによる色・フォント・角丸の一元管理を学びます。

レイアウトとカスタマイズの4段階

Box・Stack・Container・Gridの使い分けと、sxからstyled()、theme.components、GlobalStylesまで影響範囲に応じた使い分けを理解します。

slotsとダークモード

コンポーネント内部の部品にpropsを届けるslotPropsと、cssVariablesとcolorSchemesを使ったダークモード実装を解説します。

Next.js統合と他のCSSとの共存

App RouterでのAppRouterCacheProvider設定とuse clientの境界、カスケードレイヤーによるTailwind CSSとの共存方法を扱います。

こんな方におすすめ

  • Reactの基礎は学んだがUIライブラリは初めての方
  • 管理画面や社内ツールを早く形にしたい方
  • 古い記事のコードが動かず原因が分からない方
  • MUIとTailwind CSSの使い分けや併用を検討している方

よくある質問

MUIとTailwind CSSはどちらを使うべきですか?
解決する問題の層が違います。MUIは完成品のコンポーネントを提供し、Tailwindはスタイルを当てるクラスを提供します。デザインが未確定の管理画面を速く作るならMUI、デザインカンプを忠実に再現するならTailwindが向いています。両方を同じプロジェクトで併用することもでき、本書の最終章で設定方法を扱います。
ネットの記事のコードが動かないのはなぜですか?
v9で書き方が変わったためです。Grid itemやxsは廃止されてsize propに、Boxのmtなどのsystem propsはsxに統合され、TextFieldのInputPropsはslotPropsに置き換わりました。日本語の入門記事はv5からv7の時期に書かれたものが多く、当時は正しかった書き方が現在は動きません。本書はv9の型定義で確認した内容のみを扱っています。
MUIは無料で使えますか?
本書が扱うMaterial UI(@mui/material)はMITライセンスで無料です。有料が関わるのはData GridやDate Pickersを含むMUI Xで、Community版は無料ですが高度な機能はProまたはPremiumのプランが必要になります。導入前に公式の価格ページで確認してください。