ウェブエンジニア問題集
第16章

ストレージのコスト最適化 — S3 Lifecycle・Glacier・EBS gp3

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コストを見ながら保存先を選ぶ人のイラスト
学習者学習者

S3は安い印象がありますが、ストレージコストの問題でよく出るのはなぜですか?

ストレージはデータが増えるほど継続的にコストが積み上がります。SAA-C03では、アクセス頻度、保持期間、復元時間に応じたストレージ選択が問われます。


S3ストレージクラス

ストレージクラス向いているデータ
S3 Standard頻繁にアクセスするデータ
S3 Standard-IA低頻度だがすぐ取り出したいデータ
S3 One Zone-IA再作成可能で低頻度なデータ
S3 Intelligent-Tieringアクセス頻度が読みにくいデータ
Glacier Instant Retrievalアーカイブだが即時取得したい
Glacier Flexible Retrieval数分から数時間でよいアーカイブ
Glacier Deep Archive長期保管、復元は遅くてよい

Lifecycleで古いログをGlacierへ移す構成は、試験でも実務でも定番です。


EBSの最適化

EBSでは、古い世代のボリュームを使い続けるより、gp3へ移行することでコストと性能を調整しやすくなります。

見るポイント:

  • ボリュームタイプは適切か
  • 過剰な容量を確保していないか
  • スナップショットが不要に残っていないか
  • io2など高性能タイプが本当に必要か

EFSとFSx

EFSは便利ですが、容量が増えるとコストも増えます。低頻度アクセスにはEFS Infrequent Accessを検討します。

要件選択肢
Linux共有ファイルを安く運用したいEFS Lifecycle Management
Windowsファイル共有FSx for Windows File Server
HPC向け高性能ファイルシステムFSx for Lustre

まとめ

ストレージコストは、アクセス頻度と保持期間で最適化します。

  • S3 Lifecycleで古いデータを低コスト層へ移す
  • アクセス頻度が不明ならS3 Intelligent-Tieringを検討する
  • EBSはgp3、容量、スナップショットを見直す
  • EFSはIAやライフサイクルを使う
  • バックアップの保持期間もコストに含める

次の章では、EC2、Lambda、Fargate、Savings Plansなどコンピューティングのコスト最適化を扱います。

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