第16章
ストレージのコスト最適化 — S3 Lifecycle・Glacier・EBS gp3
約3分

学習者S3は安い印象がありますが、ストレージコストの問題でよく出るのはなぜですか?
ストレージはデータが増えるほど継続的にコストが積み上がります。SAA-C03では、アクセス頻度、保持期間、復元時間に応じたストレージ選択が問われます。
S3ストレージクラス
| ストレージクラス | 向いているデータ |
|---|---|
| S3 Standard | 頻繁にアクセスするデータ |
| S3 Standard-IA | 低頻度だがすぐ取り出したいデータ |
| S3 One Zone-IA | 再作成可能で低頻度なデータ |
| S3 Intelligent-Tiering | アクセス頻度が読みにくいデータ |
| Glacier Instant Retrieval | アーカイブだが即時取得したい |
| Glacier Flexible Retrieval | 数分から数時間でよいアーカイブ |
| Glacier Deep Archive | 長期保管、復元は遅くてよい |
Lifecycleで古いログをGlacierへ移す構成は、試験でも実務でも定番です。
EBSの最適化
EBSでは、古い世代のボリュームを使い続けるより、gp3へ移行することでコストと性能を調整しやすくなります。
見るポイント:
- ボリュームタイプは適切か
- 過剰な容量を確保していないか
- スナップショットが不要に残っていないか
- io2など高性能タイプが本当に必要か
EFSとFSx
EFSは便利ですが、容量が増えるとコストも増えます。低頻度アクセスにはEFS Infrequent Accessを検討します。
| 要件 | 選択肢 |
|---|---|
| Linux共有ファイルを安く運用したい | EFS Lifecycle Management |
| Windowsファイル共有 | FSx for Windows File Server |
| HPC向け高性能ファイルシステム | FSx for Lustre |
まとめ
ストレージコストは、アクセス頻度と保持期間で最適化します。
- S3 Lifecycleで古いデータを低コスト層へ移す
- アクセス頻度が不明ならS3 Intelligent-Tieringを検討する
- EBSはgp3、容量、スナップショットを見直す
- EFSはIAやライフサイクルを使う
- バックアップの保持期間もコストに含める
次の章では、EC2、Lambda、Fargate、Savings Plansなどコンピューティングのコスト最適化を扱います。
AWSクイズに挑戦するこの章で学んだAWSの知識を、4択クイズでアウトプットして定着させよう
