第14章
ネットワーク性能 — CloudFront・Route 53・Global Accelerator・VPC Endpoint
約4分

学習者CloudFront、Route 53、Global Acceleratorは、どれも通信をよくするサービスに見えます。
ネットワーク性能では、ユーザーに近い場所から配信する、適切に名前解決する、閉域接続を使う、データ転送経路を最適化する、といった観点が重要です。
グローバル配信
| サービス | 用途 |
|---|---|
| CloudFront | 静的・動的コンテンツをエッジで配信するCDN |
| Route 53 | DNS、ヘルスチェック、ルーティング |
| Global Accelerator | Anycast IPでグローバルな入口を最適化 |
静的ファイルや画像、動画、Webサイト配信ではCloudFrontがよく使われます。ALBやS3をオリジンにして、ユーザーに近いエッジロケーションから配信します。
Route 53のルーティング
Route 53はDNSサービスです。単なる名前解決だけでなく、複数のルーティングポリシーがあります。
| ポリシー | 用途 |
|---|---|
| Simple | 単純な名前解決 |
| Weighted | 重み付きで段階移行やA/B |
| Latency | レイテンシが低いリージョンへ誘導 |
| Failover | ヘルスチェックに応じて切り替え |
| Geolocation | 地理条件で振り分け |
DR要件では、Route 53 Failover Routingがよく出ます。
閉域接続とハイブリッド
| 要件 | 選択肢 |
|---|---|
| VPCからS3やDynamoDBへ閉域アクセス | Gateway VPC Endpoint |
| VPCからSecrets ManagerやCloudWatchへ閉域アクセス | Interface VPC Endpoint |
| オンプレミスとAWSを専用線接続 | Direct Connect |
| オンプレミスとAWSをVPN接続 | Site-to-Site VPN |
| 複数VPCやオンプレを集約接続 | Transit Gateway |
実務では、NAT Gateway経由でAWSサービスへ出るより、VPC Endpointを使った方がセキュリティとコストの両面で有利なことがあります。
まとめ
ネットワーク性能は、配信場所、名前解決、接続経路で改善します。
- 静的コンテンツやグローバル配信の高速化にはCloudFrontを使う
- DNS制御はRoute 53
- グローバルな入口最適化はGlobal Accelerator
- AWSサービスへの閉域アクセスはVPC Endpoint
- オンプレ連携はDirect Connect、VPN、Transit Gateway
次の章では、Kinesis、Glue、Athena、DataSyncなどのデータ取り込みと変換を扱います。
AWSクイズに挑戦するこの章で学んだAWSの知識を、4択クイズでアウトプットして定着させよう
