ウェブエンジニア問題集
第14章

ネットワーク性能 — CloudFront・Route 53・Global Accelerator・VPC Endpoint

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高速化をイメージする人のイラスト
学習者学習者

CloudFront、Route 53、Global Acceleratorは、どれも通信をよくするサービスに見えます。

ネットワーク性能では、ユーザーに近い場所から配信する、適切に名前解決する、閉域接続を使う、データ転送経路を最適化する、といった観点が重要です。


グローバル配信

サービス用途
CloudFront静的・動的コンテンツをエッジで配信するCDN
Route 53DNS、ヘルスチェック、ルーティング
Global AcceleratorAnycast IPでグローバルな入口を最適化

静的ファイルや画像、動画、Webサイト配信ではCloudFrontがよく使われます。ALBやS3をオリジンにして、ユーザーに近いエッジロケーションから配信します。


Route 53のルーティング

Route 53はDNSサービスです。単なる名前解決だけでなく、複数のルーティングポリシーがあります。

ポリシー用途
Simple単純な名前解決
Weighted重み付きで段階移行やA/B
Latencyレイテンシが低いリージョンへ誘導
Failoverヘルスチェックに応じて切り替え
Geolocation地理条件で振り分け

DR要件では、Route 53 Failover Routingがよく出ます。


閉域接続とハイブリッド

要件選択肢
VPCからS3やDynamoDBへ閉域アクセスGateway VPC Endpoint
VPCからSecrets ManagerやCloudWatchへ閉域アクセスInterface VPC Endpoint
オンプレミスとAWSを専用線接続Direct Connect
オンプレミスとAWSをVPN接続Site-to-Site VPN
複数VPCやオンプレを集約接続Transit Gateway

実務では、NAT Gateway経由でAWSサービスへ出るより、VPC Endpointを使った方がセキュリティとコストの両面で有利なことがあります。


まとめ

ネットワーク性能は、配信場所、名前解決、接続経路で改善します。

  • 静的コンテンツやグローバル配信の高速化にはCloudFrontを使う
  • DNS制御はRoute 53
  • グローバルな入口最適化はGlobal Accelerator
  • AWSサービスへの閉域アクセスはVPC Endpoint
  • オンプレ連携はDirect Connect、VPN、Transit Gateway

次の章では、Kinesis、Glue、Athena、DataSyncなどのデータ取り込みと変換を扱います。

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