ウェブエンジニア問題集

BOOK / 全14

AZ-900 合格とクラウドの基礎がわかるAzure入門

Microsoft認定資格 AZ-900 (Azure Fundamentals) の出題範囲に沿って、クラウドの概念、IaaS/PaaS/SaaS、仮想マシン、VNet、ストレージ、Microsoft Entra ID、RBAC、Azure Policy、Azure Monitorなど、Azureとクラウドの基礎を体系的に学ぶ教科書です。

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目次(全14章)

  1. 01
    AZ-900の全体像 — 出題範囲をAzure学習の地図として読む
    8
  2. 02
    クラウドコンピューティングとは — 共同責任モデルとパブリック・プライベート・ハイブリッド
    8
  3. 03
    クラウドを使う利点 — 高可用性・スケーラビリティ・信頼性の考え方
    8
  4. 04
    IaaS・PaaS・SaaSの違い — クラウドサービス3形態の使い分け
    8
  5. 05
    Azureのコアアーキテクチャ — リージョン・可用性ゾーン・サブスクリプションの階層
    8
  6. 06
    Azureのコンピューティングサービス — 仮想マシン・App Service・Functionsの選び方
    10
  7. 07
    Azureのネットワークサービス — VNet・VPN Gateway・ExpressRouteをつなげて理解する
    9
  8. 08
    Azureのストレージサービス — ストレージ層と冗長性オプションを整理する
    8
  9. 09
    AzureのIDとアクセス管理 — Microsoft Entra ID・MFA・RBACの基礎
    10
  10. 10
    Azureのセキュリティ — ゼロトラストと多層防御・Defender for Cloud
    7
  11. 11
    Azureのコスト管理 — 料金計算ツールとコストを左右する要因
    8
  12. 12
    Azureのガバナンスとコンプライアンス — Azure Policy・リソースロック・Purview
    8
  13. 13
    Azureの管理・デプロイツール — ポータル・CLI・ARMテンプレートとIaC
    8
  14. 14
    Azureの監視ツール — Azure Monitor・Advisor・Service Healthの使い分け
    8

この本で学べること

AZ-900 (Microsoft Azure Fundamentals) は、Microsoftのクラウド「Azure」の基礎知識を証明する入門資格です。本書では、公式の出題範囲(クラウドの概念/Azureのアーキテクチャとサービス/管理とガバナンス)に沿って、共同責任モデル、IaaS・PaaS・SaaS、リージョンと可用性ゾーン、仮想マシン、VNet、Microsoft Entra ID、RBAC、コスト管理、Azure Policyまでを14章で体系的に解説します。実装スキルではなく「説明できること」が問われる試験なので、概念を噛み砕いた図解中心の構成にしています。

なぜ学ぶべきか

Azureは日本のエンタープライズ市場で高いシェアを持ち、Microsoft 365を導入している企業ではクラウド基盤の第一候補になります。AZ-900はエンジニアだけでなく営業・PM・情シスにも人気で、前提条件なし・資格の有効期限なしという受けやすさも魅力です。ここで学ぶクラウドの概念(従量課金、高可用性、スケーラビリティなど)はAWSやGoogle Cloudにも通じる普遍的な知識で、上位資格(AZ-104/AZ-204)への出発点にもなります。

前提知識

IT実務経験は不要です。「サーバー」「ネットワーク」という言葉を聞いたことがあるレベルで読み始められます。クラウドの利用経験があれば、より速く読み進められます。

学習トピック

クラウドの概念

クラウドコンピューティングの定義、共同責任モデル、パブリック・プライベート・ハイブリッド、従量課金、高可用性とスケーラビリティ、IaaS・PaaS・SaaSの違いを学びます。

Azureのコアアーキテクチャ

リージョン・リージョンペア・可用性ゾーンの物理構造と、リソースグループ・サブスクリプション・管理グループの論理階層を図解で整理します。

コンピューティングとネットワーク

仮想マシン・VMSS・App Service・Azure Functionsの使い分け、VNet・ピアリング・VPN Gateway・ExpressRouteによる接続を学びます。

ストレージとデータ移行

Azure Storageのストレージ層(ホット/クール/アーカイブ)、LRS/ZRS/GRSなどの冗長性オプション、AzCopyやAzure Data Boxによる移行を整理します。

IDとセキュリティ

Microsoft Entra ID(旧Azure AD)、SSO・MFA・パスワードレス認証、条件付きアクセス、RBAC、ゼロトラストと多層防御を学びます。

管理とガバナンス

コスト管理と料金計算ツール、Azure Policy・リソースロック、Azure Portal・CLI・ARMテンプレート、Azure Monitorなどの監視ツールを押さえます。

こんな方におすすめ

  • クラウドを初めて学ぶ方・IT未経験の方
  • AzureやMicrosoft 365を使う企業で働くエンジニア・情シス・営業・PM
  • AWSは知っているがAzureの全体像を短時間で掴みたい方
  • AZ-104やAZ-204など上位資格の土台を固めたい方

よくある質問

IT未経験でもAZ-900に合格できますか?
はい。AZ-900は前提条件のない入門資格で、実装スキルではなく概念の理解が問われます。未経験者の学習期間の目安は3〜4週間、IT経験者なら1〜2週間程度です。本書で概念を固め、Microsoft公式の無料練習問題で仕上げる流れがおすすめです。
AWSの資格(SAA)とどちらを取るべきですか?
所属組織や志望先が使っているクラウドに合わせるのが基本です。Microsoft 365を導入している企業やエンタープライズ系ならAzure、Web系スタートアップならAWSが多い傾向があります。クラウドの概念部分は共通なので、片方を学べばもう片方の学習コストは大きく下がります。
AZ-900に有効期限はありますか?
ありません。Fundamentalsレベルの資格は一度取得すれば失効しません(AZ-104などの上位資格は毎年の更新が必要です)。
AZ-900の次はどの資格に進むべきですか?
インフラ運用ならAZ-104 (Azure Administrator)、開発者ならAZ-204 (Azure Developer)が定番です。セキュリティのSC-900、データのDP-900、AIのAI-900など、同じFundamentalsレベルに横展開する選択肢もあります。