AWSの代表的なサービス「EC2」。この「C2」という名前は、ある2つの英単語の頭文字(Cが2つ)をとったものですが、正しい組み合わせはどれ?
解説
正解は「Compute Cloud」です。EC2の正式名称は「Amazon Elastic Compute Cloud」と言います。この名前の中にある「Compute」と「Cloud」という2つの単語の頭文字(Cが2つ)をとって、「EC2(イーシーツー)」と略されて呼ばれています。それぞれの単語が表す「AWSの本質」この名前は単なる記号ではなく、提供している機能の最大の特徴をそのまま表しています。Elastic(弾力性のある): トラフィック(アクセス数)の増減に合わせて、サーバーの性能や台数をゴムのように柔軟に増やしたり減らしたりできる。Compute(計算処理): プログラムを実行するための頭脳(サーバー)を提供する。Cloud(クラウド): インターネット経由でどこからでも利用できる。特に「Elastic(弾力的)」という概念は、オンプレミス(物理サーバー)時代には難しかったクラウドならではの最大のメリットであり、AWSが最も推している強みでもあります。実は「S3」も同じ理由で名付けられているEC2と並んで最もよく使われるAWSのサービスに、画像などを保存するストレージである「S3」があります。実はこれもEC2と全く同じ命名規則です。S3の正式名称は「Amazon Simple Storage Service」です。「Simple」「Storage」「Service」と、Sから始まる単語が3つ並んでいるため、「S3(エススリー)」と呼ばれています。AWSの主要サービスの多くは、このように「機能を表す単語の頭文字の数」で名付けられる傾向があります。プロの現場での呼び方実務の現場で「Elastic Compute Cloud」とフルネームで呼ぶエンジニアは皆無です。会話でもドキュメントでも常に「EC2」が使われます。しかし、「Elastic(柔軟にスペック変更できる)」という本来の意味を知っておくことは、「なぜオンプレミスではなくAWSを使うのか?」というインフラ設計の根幹を理解することに繋がります。