AWS CloudFormationでプロビジョニングされるAWSリソースの集合を何と呼びますか?
解説
AWS CloudFormationでプロビジョニングされるAWSリソースの集合はスタック(Stack)と呼ばれます。スタックはCloudFormationの中核的な概念であり、テンプレートに基づいて作成・管理されるリソース群を1つの単位として扱います。スタック単位でリソースの作成・更新・削除が行われるため、関連するリソースをまとめてライフサイクル管理できる点が大きなメリットです。各誤答について解説します。テンプレートは、スタックを作成するための設計図にあたるものです。JSON形式またはYAML形式で記述され、作成したいリソースの種類や設定、リソース間の依存関係などを宣言的に定義します。テンプレート自体はあくまで定義ファイルであり、実際にプロビジョニングされたリソースの集合ではありません。テンプレートを元にCloudFormationがリソースを作成した結果がスタックです。チェンジセット(Change Set)は、既存のスタックに対して変更を適用する前に、その変更内容をプレビューするための機能です。スタックを更新する際、意図しないリソースの置換や削除が発生するリスクがあるため、チェンジセットで事前に影響範囲を確認してから実行できます。リソースの集合そのものを指す用語ではありません。デプロイメントグループ(Deployment Group)は、AWS CodeDeployで使用される概念であり、デプロイ先のインスタンスやLambda関数をグループ化したものです。CloudFormationの用語ではないため、混同しないよう注意が必要です。CloudFormation関連の用語を整理すると、テンプレート(設計図)→ スタック(リソースの集合)→ チェンジセット(変更のプレビュー)という関係になります。また、複数のスタックをまとめて管理するスタックセットという概念もあり、複数アカウント・複数リージョンへの一括展開に利用されます。