AWSクイズ
RDSのマルチAZ配置でスタンバイインスタンスに読み取りリクエストを送るとどうなる?
解説
RDSのマルチAZ配置におけるスタンバイインスタンスは、フェイルオーバー専用であり、通常時に読み取りや書き込みのリクエストを処理することはできません。スタンバイはプライマリとは別のAZに配置され、同期レプリケーションでデータを複製していますが、アクティブなトラフィックは受け付けません。選択肢1の「読み取り負荷が分散される」と誤解する方が多いですが、読み取りの負荷分散を目的とする場合はリードレプリカを使用します。リードレプリカは非同期レプリケーションで作成され、読み取りクエリを処理できます。マルチAZとリードレプリカは目的が異なる別の機能です。マルチAZの目的は高可用性(HA)の実現です。プライマリインスタンスに障害が発生した場合、自動的にスタンバイへフェイルオーバーが実行されます。フェイルオーバーは通常60〜120秒程度で完了し、アプリケーション側のDNSエンドポイントは変更不要です。選択肢3の「書き込みのみスタンバイで処理される」も誤りです。通常時はすべての読み書きがプライマリで処理されます。選択肢4も誤りで、マルチAZのスタンバイとリードレプリカは自動的に切り替わるものではありません。SAA試験では「マルチAZ=可用性」「リードレプリカ=読み取りスケーリング」という使い分けが頻繁に問われます。この2つの違いを明確に区別しておくことが重要です。